心の宝箱

手越祐也くんの活動を応援する場所

ピンク色に染まった2016年夏 [後編]

前編はこちら→ ピンク色に染まった2016年夏 [前編] - ピンクより黄色が似合うけど


前編は手越くんに落ちてNEWS三昧の日々が始まった経緯までを書いた。
後編はNEWSに救ってもらった気持ちや現在について書こうと思う。

NEWS三昧の日々

NEWSのアルバムを聴いたりDVDを観るようになって感じたことはアイドルだけどアーティストっぽいってこと。

私にとって楽曲がアーティスト寄りなものが多いことは重要なポイント。キャッチーなアイドルソングもいいけれど、アーティスティックな楽曲をバチーーーンと魅せれるのは良い意味でジャニーズらしくなくて格好いい。個人的にブチアゲポイントだ*1
そしてこのアーティスティックな楽曲たちをコンサートやテレビでは生歌で披露するという所も本当に格好いい*2
ジャニーズはアイドル集団だし"顔がいいこと"が当たり前。顔が商品だからジャニーズには顔が1番好きっていうファンが他と比べて多いように思う。アイドルだしダンスやビジュアルを重視するためには口パクも仕方ないのかもしれない。でもNEWSが1番大切にしているのは歌で伝えることだと感じる。だからどんなに激しい振り付けでも生歌をやめない。どんなに音域のある曲でも口パクはしない。時には商品である顔を歪ませて魂を込めて歌う。その様子がCDからも伝わる。顔やダンスが見えないCDでこんなに心動かされるアイドルっている?うん、やっぱりNEWSはアーティストだな*3。好きだなぁ。

そんな感じで毎日がNEWS一色に染まっていった。

手越くんのおかげでできた決断

しばらくして手術の診断結果が出た...結果は良くないものだった...。幸い転移の兆候はなかったけど、さすがに気持ちはどん底。家事をしていても子供と遊んでいても思考が嫌な方へと向いてしまう。

本当は全身に回っているんじゃ?
私この子の成人した姿見れるの?
私がいなくなったらこの子どうなるの?

一晩泣きはらした後、次の日から未入手だったNEWSとテゴマスのDVDを全て取り寄せて時間を見つけては観続けた。本来の自分に戻りたくて。無心で観ている中ふとこんなことを思った。

"手越くんだけじゃなくて観に来ているファンもみんな素敵な表情だなぁ...大好きと大好きの交換してる。私もこんな生きてる顔したい。手越くんと大好きの交換したい!"

そこからさらに手越くんの魅力にハマり、なんと出会って1ヶ月も経たないうちにファンクラブにも入った。

一度ライブに行くまでは死ねない!
手越くんに会うまでは死ねない!

という想いと、

決断が遅れたことで後悔するのは嫌だ!
中途半端な決断をして後悔するのも嫌だ!

という手越イズムの精神から、今出来る最大限の治療をすぐに始める決断をした。

手越くんが支えてくれた追加治療

すぐに2回目の手術と放射線治療が決まった。

2回目の手術のときは入院中ずっとNEWSの曲を聴いていた。NEWSには応援ソングが多い。これまで聴いてきたとあるアーティストも応援ソングが多いが、応援の仕方が両者で違うように思う。
そのアーティストは、"がんばれ!"と背中を押してくれる系の応援ソング。NEWSは、"がんばろう!"と寄り添ってくれる系の応援ソング。ファンと共に成長しているNEWSらしい応援の仕方だなと感じた。とても支えになった。うん、大丈夫。がんばれる!

放射線治療は出入り禁止区域で行うため入院中は携帯もDVDも雑誌も持ち込み禁止。娯楽は備え付けのテレビのみで外部との接触も絶たれ病室から一歩も出ずに過ごす生活。暇な時間がありすぎて余計な考えが沸いて出てきた。そして徐々に気持ちが病んでいく。
そんなとき手越くんゲストの「TOKIOカケル」が放送された。5日ぶりに見た手越くんにとても癒された。あと少し。これが終わればライブに行ける!
さらに追加治療が必要になるかはこの治療の効果次第だった。検査の結果、十分な効果が得られたこと、転移なしが濃厚であることが分かり、5年間の経過観察となった。

手越くんへ

私が私でいられたのはあなたのおかげです。
決断ができたのはあなたとあなたの素敵なファンの方のおかげです。
あなたの素敵な笑顔と歌声が私を元気にしてくれます。
あなたを見るだけで幸せです。
あなたの未来が私の楽しみです。
アイドルになってくれてありがとう、心から感謝しています。


とってもとっても重い愛だけどずっと応援し続けるね♡



END

*1:アイドルソングに偏見があるわけじゃなくて、初めてテゴマスを見たときに若手デュオだと思ったように楽曲と歌唱力に魅力があるってこと。

*2:ダンスが揃ってないと言う人もいるけど、あの歌唱力を持って常に生歌で披露してくれるってファンとしては相当贅沢だと思う。ダンスが揃えばもっと高みに行けるのにっていうファン心理も分かるけど笑

*3:とは言え、美的に連載がある美意識高い系のアイドルでもあるところがスバラ!隙がないよね♡

ピンク色に染まった2016年夏 [前編]

元来ちょーーーめんどくさがりの私。
どうせはじめても記事3つ書いたくらいでほぼ閉鎖状態になるのは目に見えている。
お気に入りブロガーさんの記事を読むだけで充分満たされる。
書いたこと批判されても悲しいだけだし。
公開するような内容書くつもりもないし、文章力もない。
そもそも自分の気持ち残したいだけなのにブログ開設までする?
と、5ヶ月悩んだ末やっぱりブログを開設することにした(笑)


なんでかって?


聴いてるNEVERLANDが良すぎて、
目にするNEVERLANDツアーのMCが可愛すぎて、
ガヤのテゴシゲが萌えの宝庫すぎて、
NEWSを愛でる気持ちがパンクしたから。


誰でもいいから気持ちを知ってほしい!!!


ということで、まずはテゴ担NEWSファンになった経緯を残そうと思う。
長くなったので前後編に分けます。
自己満なので内容や長さにムムムっとなった方はカムバックでお願いしまーす。



テゴ担になった2016年夏


2016年夏といえばNEWSファンにとっては忘れられない出来事があった季節。
そう「24時間TVメインパーソナリティー」。
ご察しの通り私は24TV出のテゴ担だ。
ただ私にとっても2016年夏は今までの人生で1番忘れられない出来事があった季節だった。


きっかけ

24TV番宣のため手越くんがゲスト出演していた「おしゃれイズム」。この番組が私がテゴ担になったきっかけだ。
何を言われてもポジティブに返すし、常に笑顔だし、面白いし、清々しいなぁ。でも、やっぱり根はまじめなんだな。ととても好印象だった。
"やっぱり"というのは世間一般に浸透している「手越=チャラ男」というイメージからのものではない。
当時の私の手越くんに対するイメージは、


"大人しくて可愛らしかったのに途中から派手にキャラ変した歌が上手い子"


であり、世間一般のそれとは少し違っていた。


というのも、私が手越くんを初めて知ったのは2007年にテゴマスとして出演したMステだ。
当時はテゴマスがジャニーズだとは知らず、高い歌唱力と愛らしさにすごい若手デュオが出てきたなぁと思っていた。二人が歌う「キッス~帰り道のラブソング~」に感動して、別のアーティスト目的だった録画を擦りきれるほど観てハモりの練習もした。(今も月1回は観てるw 10年間録画消さなかった自分に拍手!)
ジャニーズと知った後もカラオケの〆曲として歌うくらいアーティストとして好きだった*1
テゴマスでの手越くんは本当にまじめ*2。テゴマスの二人の歌に対する姿勢は目合わせや丁寧なハモりからファンじゃなくても十分に伝わるものがある。だから、ヤマトナデシコ七変化のヘビー視聴者(当時は亀さん目当てで観ていたw)でもあった私にとって「手越くん=歌が大好きな大人しくて可愛らしいまじめな子」だった。


ここで1つ疑問が沸いた。
なんでチャラ男にキャラ変したんだろ...


手越くんについて調べ始める

気になりだしたら調べずにはいられない性分の私。


まず調べたのは今やトレードマークとなったチャラ男の代名詞"金髪"になった時期。
ふむふむ。本格的に金髪になったのは2012年頃か。突然金髪になったのには驚いた記憶があるけど金髪になってすぐはチャラ男ではなかったよなぁ*3
でもなんで2012年なんだろ...


次に調べたのは2012年頃の手越くんに起きた出来事。これはすぐに分かった。
2012年ってNEWSが4人になった頃かぁ!あのときは「NEWS終わったな」くらいにしか思ってなかったな。(←ほんとにゴメン。今はこの時を思うと涙が出るほど感情移入してる!) 4人のままNEWS続けるとか無謀だと思ってたけど今や24時間TVのメインパーソナリティーだもんね!!たった4年そこらでなし得ることじゃないよ!!!どんだけ努力したんだよーー!!!


2012年頃の手越くんのインタビュー記事やテレビでの発言も調べた。


(ニュアンスだが...)

  • 俺が先頭を走ってNEWSを引っ張っていく。
  • 批判は全部俺が受け止める。
  • センターになるチャンスだと思った。
  • 心がない人を無理に留めてもチームって志が1つになってないと上手くいかない。
  • これからは良きライバルとしてお互いやっていけばいいんじゃないかなぁと思った。


出てくるのはどれもポジティブな言葉ばかり。
この人ただ可愛いくてまじめな人じゃないんだ...もっと負の感情あってもよくない?もっと悲しかった気持ち吐き出してもよくない?なんて負けん気強いの...?!!


たぶん二人に告げられたときはすごく悲しかったし先のことも自分中心にしか考えれなかったと思うんだよね。現に先が明るそうなテゴマスを選びかけたり、まっすーと泣きながら国際電話してたってエピソードがあった。ファンを溺愛してる手越くんもこのときは自分のことで精一杯だったと思う。だからNEWSじゃなくてテゴマスに絞ろうとした。でも、それって人間としては普通のこと。上手くいき始めているものと壊れかけているもの。自分の人生を左右する選択だったら誰もが保守的になる。
でも結果として選んだのは「NEWSとテゴマスどちらも」だった。ファンのために。とても手越くんらしい素敵な理由*4



やばいやばい...この話になるとどーしても長くなってしまう...本題に戻そう。


調べれば調べるほど、大人しくて可愛い→強気でポジティブ→涙もろくて甘えんぼ→女の子大好きで変態だけど紳士(笑)→感謝の心を忘れない素直さ→・・・次々と印象が変わったというか追加されていった。
なんだこの面白い生物!発見してしまった!と稀少種を見つけた生物学者並みに惹かれた。


実はこの時、私は手術のため入院中だった。切除した腫瘍の診断結果が出る前のタイミング。もともとメンタルが強いタイプだが、幼い子供を残してこの世を去る近い未来があるかもしれない...と考え出すと涙が止まらなかった。まだ診断結果も出てないのに最悪ケースを想像してナーバスになっていた。


そこに現れた手越くん。


人の意見や状況を前向きに捉えるポジティブさ。
タイムイズマネーな考え方。
狭く深い人間関係。
弱音や努力を見せないところ。
ロック、歌を愛してるところ。


すんんんんごくおこがましいが、少し自分に似ていると感じた。
手越くんほどじゃないけど普段の私はちょーポジティブ。悩むのも迷うのも昼寝も時間がもったいないと思って生きてきた。仲の良い人にはとことん優しくしたいがモットーなので交友関係は狭く深い。弱音を見せるのは苦手。テゴ担になる前はラルクUVERなどロック中心の音楽生活だった。


手越くんを見れば暗い気持ちが晴れて本来の自分に戻れた。無理せずに笑えるようになった。元気になれた。
このときから手越くんは本来の自分に軌道修正してくれる存在になった。


CD、DVDを集め始める

退院してすぐに24時間TVの放送があった。このときはまだ担当と言えるほど落ちてはいなかったが近い将来そうなると感じて録画はしておいた。
あまり人の涙は見たくないという気持ちがあったので1日目にちゃんとリアタイしたのは深夜帯のみ。これがまぁ面白いこと!NEWSバランスよくない?バラエティー合うじゃん!手越くんもいちいち反応が可愛いなおい!(笑)
2日目も朝からチャンネルを合わせてワイプに映る手越くんをチラチラ観ていた。
すると手越くんの企画が始まった。障害のある方とQtubeを撮るという企画。24時間TVでこんなに笑ったことはなかった。手越くんらしい素敵な企画だった。
weeeekが終わると同時に夫にこう告げた。


ちょっと○○(中古店)行ってくるわ!


もっとNEWSが観たい!もっとNEWSの曲が聴きたい!もっとNEWSが知りたい!
NEWSに完全に落ちた瞬間だったと思う。


田舎だからか4人以降のもので販売されていたのは幸福魂の通常盤DVDのみだった*5。初回盤と内容の違いがないことだけ確認して即購入。家に帰って即再生。
そして手越くん最大の魅力を知ることに...



( ; ゜Д゜)えーーーーー!なにこのかおーーーー!



画面にはファンに対してでれっでれの笑顔を向ける手越くん。
この子こんな凶器隠し持ってたの?!
子猫ちゃんとかハニーとかパフォーマンスだと思ってた...!ほんまにハニーとダーリンやないか...!!
ファンにしか見せないダーリン顔見ちゃった♡感で満たされる私。でもすぐに欲望がわき出て来た。他のDVDも観たい...!


それから1週間ほどで、純白魂DVD初回、美恋魂DVD通常、Whiteアルバム初回、BESTアルバム通常、QUARTETTOアルバム通常、4人以降のCD初回*6を入手。
NEWS三昧の日々が始まった。



前編はここまで。
ピンク色に染まった2016年夏[後編]へ...つづくっ!(←Mr.インポッシブル風)

*1:なぜこのときファンにならなかったのかと今となっては悔しい案件

*2:NEWSでは不真面目ってわけではないよ。末っ子感がない感じかな?

*3:イッテQシャッフルの温泉同好会とか生意気キャラだったけどチャラくはなかったよね。

*4:まっすーの曲を残したくてって理由もまっすーらしくていい。小山さんの自分の居場所を残したくてって理由も人間らしくていいし、二人を引き留めたくて小説書いたシゲも素敵。みんな矢印の向きが違うのがNEWS笑

*5:CDも4人以降のものはなかった。テゴマスに至ってはCD, DVD共になし。

*6:高騰していた美恋魂DVD初回、NEWSアルバム初回、KAGUYA初回、チュムチュム初回は予算の関係上このときはポチらず後々購入した。